国家試験とは
薬剤師国家試験を受験する資格は、短期大学を除く学校教育法に基づく大学において、薬学の正規の課程を修めて卒業したものと、海外の薬学校卒業したものか、海外の薬剤師免許を受けたもので、厚生労働大臣が大学を卒業したものと同等以上の学力や技能を持っていると認めたものと法律で定められています。
2005年以前に入学した人は4年制で良かったのですが、2006年からは6年制となり正規の課程となりました。
また、4年制に関しては、薬科学の正規の課程を修了し、大学院薬学研究科修士か博士課程を修了し、また、医療薬学に関わる科目と、6年制との差分となる講義や実習単位を取得することで、ようやく厚生労働大臣が認定するかしないかを決め、認定されれば国家試験を受験することが出来ます。
薬剤師の国家試験は、3月の上旬の土曜日や日曜日に行われ、4月の上旬には合格発表される流れとなり、試験内容は、基礎薬学が60問出題され、衛生薬学から40問、薬事関係法規と薬事関係制度が20問で、医療薬学からは120問が出題されます。
試験は2日間にわたって実施されますが、各分野の範囲内から必ず出題されるわけではなく、複合的な問題が出題される事があります。
国家試験の全容
国家試験に合格した人は、厚生労働大臣から合格証書の交付を受けて、薬剤師法の7条により申請を行い薬剤師名簿に登録すれば、いよいよ薬剤師の免許を厚生労働大臣より与えられることになります。
これで晴れて、貴方も薬剤師の仲間になり、医療人としての自覚を持って、チーム医療として頑張って頂きたいです。
2008年に行われた国家試験は、受験者13000人に対して、合格率は75パーセント以上で、新卒者の高確率は85パーセント以上となり、合格者数は1万人を突破する形となりました。
今まで通り、合格率の上位は私立大学が独占しており、私立大学優勢とされてきていますが、国立大学の合格率が70パーセントを超えるなど、私立と国立との差が小さくなってきています。
また、2012年からの6年制の国家試験は、必須問題として薬学の全領域の中から、医療の担い手である薬剤師として、特に必要不可欠な基本的資質を確認する出題を90問出され、一般問題として、薬学理論問題105問と、薬学実践問題を150問と、形態が変わり問題数も増加する傾向にあります。